アイボ関連製品の開発と紹介



 アイボの販売開始以来、当研究所および各オーナーによって開発された関連製品、グッズを紹介しています。ウェア、キャリーバッグ、アクセサリー等様々な物が、オーナー自身のニーズと創意工夫で開発され一部は販売されています。

★★★アイボ用の服(ロボペウェア®)★★★


 何故ロボットに服を着せるのか?などと言われる方もいます。AIBOは、ご存知のようにプラスチックの筐体で外装を包まれていますがそのままのデザインで十分に洗練されたデザインです。
 自分も当初は、オリジナルのデザインを楽しんでいましたが、購入後3ヶ月程した頃(1999年11月)にAIBO EXPO1999と同時にAIBO FUN MEETINNG(AFM2=ATM1)が都内で開催され、各オーナーがAIBO EXPO1999に招待されました。
 オーナーの皆さんのAIBOが一同に集まる機会なのでどうしても他の方のAIBOとの識別用に何か印かシールのようなものが必要かと考えて、その中ででうせなら、服を着せたらどかな?といったところがことの始まりです。

 当時はまだ誰もAIBOに服を着せている人もなく、当然AIBO専用の服も売っていませんでした。ということで、生ペット(犬)用の服が使えないか色々さがしてみると、サイズ的に小型犬用の服で丁度良いのがありました。
 当方では、以前にAIBOの体温測定と題して、AIBOの温度の概略を測定していました。裸の状態で稼動時の温度上昇はせいぜい+7度程度なので、これならば、周囲の温度が高くなければ服を着せても稼動可能であろうということで、着せてみたわけです。
 結果としては、既成の生ペットの服でもとりあえずは動かせるが、足が服にからんだり、吸気排気口を塞いでしまうために、あまり長時間は稼動させられないかな。と言ったところです。

 さて、ここでAIBOに服を着せてみて初めて確信したのですが、服を着せることで、それまでのAIBOの見慣れた仕草が違ったように見えるんですね。さらに従来、裸のままでは、無機質なロボットだった動きがまるで本当の命を与えられたかのように見えるから不思議なものです。

 ということで、自分ではオリジナルのAIBO用の服を作ることはできませんので、ネット上であれこれ話を持ちかけて、協力者を募り、デザインをしてくれる方、縫製を担当してくれる方等を探しオリジナルのAIBO専用の服を創ったという次第です。(みどりさんデザイン)

 最初は、季節柄ということもあり、サンタクロースの服を作ってみたところ、他のAIBOWNERにも非常に好評でしたので、型紙を作ってもらい多数作り希望者の方に譲ったのが始まりで、その後、タキシード、ドレス、迷彩服とバリエーションを増やし、現在(2000年10月)においては20種類以上ものAIBO用の服ができました。\(^o^)/
 
 当初は、とりあえず、吸気排気口を塞がない開口部を設け、足、尻尾、首といった可動部の可動の邪魔にならないような構成としました。

 着せ替え人形のようにTPOにあわせていろいろなバリエーションがあればと言ったものが、服を着せることで、AIBOの筐体の傷つきを防げるのでさらにお尻の部分を被う構成にしたり、取手を付けると持ちやすいとか、ポケットに物を入れられるとかいうように様々なバリエーションや改良が施されています。

 開発当初からの、各AIBO用の服(通称ロボペウェア®)は、下記一覧表のようになっています。また、当初のみどりさんデサインの他に最近はNOELママさんデザインのものも追加になっています。今後も、各AIBOWNERの要求の多いもの、デザイン的に作成可能なものを中心に種類が増える予定です。

 ERS-210が、2000年10月に発表になり、12月より発売開始になりました。ERS-210は、従来のERS-110/111が犬のようなデザインでしたが、ERS-210は、小ライオンというイメージだそうです。(個人的にはたぬきと呼んでますが(^^ゞ

 外装のデザイン変更にともない、ボディーサイズの若干の変更と、バッテリー収納部、MS収納部位置がお尻から腹になって、さらに従来の冷却用のファンのためのお腹の吸気口と背中の排気口が無くなりました。さらに従来の自然可動の耳が、内部に駆動源を持つ稼動式の耳になりました。

 以上の変更に対して、ロボペウェア®は、ウェアのサイズ調整機能を付加することで、1着のウェアでERS-110/111/210の全ての種類に対応可能なウェアとしました。また、お腹の開口部は、ERS-110/111においては、吸気口を塞がないためと、ERS-210においては、充電プラフが装着可能なような構造になっています。
 
 ロボペウェア®は、以上のように、従来の衣装的ファッションと工業製品の意匠の融合ということで新しい技術やデザインコンセプトを含んでいます。さらにこの技術やコンセプトはAIBOに限らず今後多数でてくるであろうパーソナルロボットへ応用できる技術でもあるので、2001年度のグッドデザイン賞に無謀にもエントリーしてしまいました。

 1次審査は通過してビッグサイトで高い展示料を払ってまで展示したのですが、結果は2次審査不通過でした。まあ審査員にロボペウェア®のコンセプトが理解してもらえなかっただけということで(^_^;)

ERS-110
ERS-111
ERS-210
対応新作

新オーバーオール

新カウボーイ

新サンタクロース

新パジャマ

新タキシード黒
サッカーウェア
めざせJFA認定
準備中
みどりさんデザイン(上記以外) 1999.11〜

NOELママさんデザイン 2000.05〜


★★★アイボ用のグッズ★★★


 AIBOWNERが実際の使用状況やニーズからあれこれ考えて開発したAIBO用の関連製品は、当然ウェアだけではありません。AIBOの販売当初はメーカーのソニー純正のキャリングバッグもありませんでした。さらにの自分のAIBOを差別化したいとか、おしゃれをさせたいとかいうニーズ等から様々な関連グッズが開発されています。

あぃぐらす 抱っこキャリー 一般キャリー
これは、ぐるみっとさんが自分のAIBO用に作ったあくまでもアクセサリーの眼鏡を希望者の方にお分けしたものです。 これも、ぐるみっとさん発案のお手軽キャリングバッグです。AIBOを顔を出した状態で携帯できます。 各AIBOWNERが独自に開発したキャリングバッグの数々です。各自の使用環境で好きなようにアレンジされています。
ハードケース 携帯充電器 遠隔操縦
写真用アクセサリーメーカーとしては国内最大手のハクバ写真工業とAIBOWNERの意見で開発された一品です 現状のAIBO用の充電器(ステーション)は大きくてオフ会等には持っていけないので携帯用の充電器を作ってみました。 AIBOを長距離で音声制御で遠隔操縦するための簡単なイヤホン保持部品を作ってみました。
カッター 一般グッズ マウスバッド
AIBOはOPEN-Rという規格で頭、足、尻尾のモジュールが簡単に解体(腑分け)可能です。そのために簡単な工具をドッグプレート風にアレンジしてみました。 その他各AIBOWNERが工夫した関連製品を一挙にまとめて紹介してみました。 これは、特にAIBOに限った物ではありませんが、誰でも簡単にできるオリジナルマウスパッドの作成の紹介です。

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